4月13日の株価を予想してみる
4月13日の株価はどうなるのか?
4月12日(日曜日)現在、明日の株価を予想してみようと思う。
金曜は米国市場が休場となり、株価は動いていなかったが、いくつか材料があったので
まずはそちらの紹介からしたいと思う。
原油関連
1つ目は、何と言ってもOPECプラスとG20エネルギー相の会談だろう。
結論から言うと、メキシコだけ合意できなかったが、三代産油国は合意できた。
そもそもうまく行くはずはなかった。なぜなら、各国の原油の生産マージンが全く異なる
ため協力というのは難しいからだ。
どれくらいの減産量で最終合意するかどうかは今の段階では不明だが、市場での期待は1000万バレルから2000万バレルの減産だ。
最低でも1500万バレル程の減産にならなければ、日経平均は下がってしまうだろう。
決算発表
次の材料として、今後の決算発表が待っているということだ。
特に明日の15時にはファミリーマートの決算発表がある。
中国に多くの店舗を展開しているファミリーマートはコロナの影響で売上が予想より
大幅に達しないはずだ。また、中国のコロナの第二波が懸念されればファミリーマート株は
かなり売られ日経平均株価を下げるだろう。
コロナウイルス
最後に注目したいのは、コロナの影響だ。
コロナの感染者が増加することは全ての投資家が折り込み済みである。
そのため、東京の感染者が1日に200人増えようが、300人程度増えたどころで
日経平均自体を大幅に下げることはないはずだ。
ただし、オーバーシュートの直前のフェーズに入った場合はまた別だ。
完全に感染が爆発して止められなくなり、医療崩壊した場合、日経平均は先週上昇し過ぎたということもあり、落ちるナイフのように下落し続け二番底へと必ず向かうことになるだろう。
まとめ
ズバリ、明日の日経平均の予測をしてみると下がるとみた。
根拠を下記に全てまとめてみる。
1)アメリカ株のいい影響も悪い影響も受けていない
2)原油関連で1000万バレル以上の減産は難しそう
3)ファミリーマート株および原油関連株の売りが激しいと予測できる
これらの理由から明日は日銀のETF買いやサプライズでもない限り、下がるだろう。
しかし、今後アメリカ株の動向と中国のコロナ第二波の進展具合、そして東京の感染者数の増加ペースによって、必ず下落する局面を迎えるため、これらの3つは常に情報を早めにキャッチアップすることが大切になるだろう。
読んで頂き、ありがとうございました。