株式投資家lightの相談部屋

経済・キャリア・トレンドに役立つ情報発信ブログ♪

コロナウイルスの新規感染者数から予測する4月20日週の株価

来週はどう株価が進んでいくのか?

今までは明日の株価を予想してみましたが、来週はどうなるのか。

特に日経平均は20,000円を超えられるかというところに注目です。

私は特に来週のコロナウイルスの感染者数の推移が非常に大きな影響を及ぼすと

思っています。

では、まずはコロナウイルスの感染者数のおさらいからしてみましょう。

 

重要国のコロナ感染者数

1)アメリ

新規:40,842人(金曜日)

 

2)中国

新規:352人(金曜日)

 

3)日本(東京)

新規:181人(土曜日)

 

米国のコロナ

まずは、アメリカから。

10日に記録した最多の3万5715人を越し、また新規感染者数の最多人数を更新しました。

市場では10日ほどがピークと思っていたものの、15日から3日連続でアメリカの

新規感染者数は増加し、17日には最多記録です。

それでもダウは約3%上昇しました。

世界のコロナウイルスによる死者数は15万人を超えましたが、数百万人が犠牲になった

スペイン風邪でも当時経済大国だったアメリカとイギリスの株価は下がるどころか

逆に上がったのを考えると、まだまだQEの力でダウは上がり続けると思います。

NYの医療がパンクして崩壊するリスクも私は少ないと思います。

富士フィルムのアビガンだけでなく、米国のギリアド・サイエンシズのレムデシビルという

薬が非常にコロナ回復に効果的という臨床実験の結果が昨日発表されました。

(服用者は1週間以内に治ることが検証されたと言います)

この薬が大量に投与されると、非常に多くの医療関係者に力になるはずです。

 

ただし、ダウが下がり続けるシナリオも考えられます。

それは、NY以外の州でオーバーシュートしてしまった場合、そして

NYの感染者数の増加が市場の予想より遥かに超えてしまった場合です。

そうなってしまっては、経済活動再開時期がさらに遅延する結果になり、他の州も

ロックダウンをすることにもなりかねないため、大幅な下落が予想されます。

いつどんな形でこうなるかは全く予想ができないため、QEの力だけを過信するのは

用心が必要です。

反面、アメリカ全体の新規感染者数が毎日2万人台で落ち着き始めたら、米国株は続伸を

続けるでしょう。

 

中国のコロナ

中国の感染者数と死者数は統計操作のため、ブラックボックス化されてると思っていいです。

また、中国の心臓部と言える北京や上海ではコロナ感染を抑えられているようですので

今の所は安心ですが、彼らのことですのでいつ何が起こるかは全く予想ができません。

もちろん第二波が来る可能性も非常に高いので、もし新規感染者数が1000人をまた超え始めたらサプライチェーンが大きな影響を受けて、米国株と日本株が再び大きく下落し始めるでしょう。

 

日本のコロナ

金曜は201人、土曜は181人になりましたがあまり悲観することはありません。

三連休にあんなに無防備に外出してまだ201人って奇跡に近いほど抑えられているのですから。

もちろん全員PCR検査をしたら1000人規模になってもおかしくはないですが、そうだとしても

市場の予想に比べて遥かに抑えられていると思います。

しかし、コロナとの戦いはこれからです。

来週東京の新規感染者数が400人から500人規模になったら、その時はオーバーシュート

直前のサインと捉えてもいいでしょう。

そのため、来週の東京の感染者数は最も注目してモニタリングする予定です。

 

それでは、よい週末を^^