4月16日の株価を予想してみる
4月16日の株価予想
本日の日経平均株価は-0.45%と若干下がりました。昨日は微増と予想したのですが、、
ダウやS&P、ナスダックは大幅上昇した上、日銀の1,202億円のETF買いもありましたが
今日は原油需要の減少による原油安で全体的に下がり、時間外取引でダウが下がってしまった
こと、そして昨日の利益確定売りが入ったことが日経平均が少し下がった原因と思われます。
では、明日はどうなるのか、早速本日の材料をもとに予想してみましょう。
本日の材料とイベント
まず、本日の材料としては挙げることができるのは下記の通りです。
・一人あたり現金10万円を給付することを検討
・東京、中国のコロナ新規感染者数を抑えられている
・アメリカのコロナ新規感染者数が大幅に減少
・アメリカの決算発表:バンク・オブ・アメリカ、ユナイテッドヘルス・グループ、
ゴールドマンサックス
・石油需要の減少に対し、大幅減産でも相殺できないという事実
・米国小売売上高の急減(-8%の予想に対して、-8.7%)
最も大きい要素は2つあります。それは、石油関連のイシューと米国小売売上高の急減です。
そもそも1,000万バレルの減産期待で先週は日経がほぼ上がりっぱなしでした。
しかし、市場の期待値を超えることができなかったら、下がるのは当然です。
また、小売はアメリカの経済の70%を占めています。
小売売上高が下がるのは皆予想でき、折り込み済みだと思いますが、数値が予想より
悪かったため、米国株が大きく下がる可能性が高いです。
そうなれば、明日の日経平均株価も米国株の影響を大きく受けるSBG株などが下げを牽引し、
約1%~2%ほどの下げを予想します。
長期的にはどうなのか?
ただ、株というものは一喜一憂してはならず、長期的に考える必要があります。
例えば、最近あまりいい見せ場のなかったトランプ大統領ですが、再選を控え
彼が一番力を入れるのは何でしょうか?
はい。恐らく、株価の底上げです。
雇用の確保なんか今更短期間で劇的に数字を上げるのはほぼ不可能ですが、
かなり下がった株価を表面上かなり高め、ビジネスマンからの支持を得ることは可能です。
トランプ大統領は根っからのビジネスマンであり、ビジネスマンの観点で
何がメリットかを十分承知しているため、総力戦で無理をしてでも株価を上げに行くと
思います。
彼にとって目的は選挙での勝利であり、株価上昇は手段なので、もちろん株価が高まれば
後々その副作用は必ずおきますが、アメリカの経済についても毎日しっかりキャッチアップ
していくことで、いつ暴落が起きても株で損することがないようにしましょう。
それでは、僕はもうそろそろ米国株を見にいきたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。