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営業からコンサル、企画、エンジニアへのキャリアチェンジは可能?

さて、今日も面白い議題です。

営業からコンサル、企画、エンジニアへのキャリアチェンジは可能なのか?

結論から言うと、かなり難しいですw

よく他のブログなどで「可能です!」というキャリアアドバイザーを見るのですが、

そりゃ、、、彼らはそれで飯を食っていくので絶望を与えるわけにはいかないのでw

しかし、現実的に申し上げると一般的にはかなり難しいと思ってください。

 

私は2年の間に3社会社が変わり、営業・企画・エンジニア・コンサルを全て経験しました。

自分の経験からなぜ難しいか、そしてキャリアが変わったらどんな困難があるかをお伝えしようと思います。

そして、最後にキャリアを変えた場合のメリットについてもお伝えできればと思います。

 

キャリアを変えることが難しい理由

例えば、営業からいきなり企画になるとします。

その場合、企画の現場で活かせるスキルがなければ企画側からすれば、営業の方を取るメリットが全くありません。そのように営業の人間が企画で貢献できるのかというストーリーが明確でなければなりません。

また、職種を変えて挑戦するということはポジティブに聞こえますが、現状の職種に不満を抱き、もっと楽しい仕事ができるように逃げたいと採用者は前提として捉えていると考えてください。

そのため、キャリアを変えるためには自分の今のフィールドでしっかり結果を残し、他のキャリアで挑戦したいことができた動機と理由を明確に説明できる必要があります。

誰もが望む部署は応募も殺到するので、今の職種で結果を出し、貢献できる強みがあり、キャリアチェンジの明確な動機を持つことは絶対に容易なことではないと思います。

 

キャリア変更後の困難

では、キャリアを変更した後、どのような困難があるかをお伝えします。

それは、インプットすべき知識量とアウトプットに対するプレッシャーです。

私が企画からコンサルへキャリアを変えた時のエピソードを共有します。

私は8時間でクライアントに14万円自分に請求してもらっていました。

そして、残業をしたら大体一日で自分に支払ってもらう金額は20万円ほどになります。

コンサルとして配属されて人手不足のため自分にRPAのエンジニアとしてのロールがアサインされたのですが、当時私はエンジニアとしての経験は一度もなく、コードを学んだことすらありませんでした。

そんな中で、一日にクライアントに会社に20万円も請求しながら、全く貢献できていない日々が続きました。

もちろん私は22時まで仕事をしても残業をつけませんでしたが、ひたすら勉強し、家に帰っても、週末にもずっとRPA開発の勉強のみを続けました。

最終的にはエンジニアのスキルを2週間で身に着け、その後からはクライアントの成功に貢献できたのですが、人生で一番辛かった挑戦だったと思います。

つまり、キャリアを変えた時、理想と現実とのギャップに直面した時は非常につらく、それをポジティブにとらえて成長し続けることができる方でなければ、キャリアを変えることはあまりおすすめできません。

 

キャリア変更時のメリット

最後に、キャリアを変更した時のメリットについて記載したいと思います。

今の自分の立場で言うと、様々な観点で考えられる力を培えたこと、そしてどんな業務とチームであっても適応力をもって成果を出す力を伸ばすことができたと思います。

チームワークでもみんなが同じ職種でミーティングをする場合もあると思いますが、必ず職種の異なる方々やレイヤーの異なる方とのミーティングも経験することになると思います。その時に様々な観点でお客様のためになることをしっかり伝え、どんな環境でもしっかり結果を出せるようになったのは、キャリアを変えながら様々な挑戦ができたことが一番大きかったかと思います。

 

みなさんも是非キャリアチェンジに挑戦して、より多くの挑戦のために自分自身を試してみてはいかがでしょうか?